市長選

この間の25日の日曜日、深川市の市長選挙がありました。告示されたとき「あれ」と思いました。

去る7月4日、栗沢市民センターで日本ノルディックウォーキング学校が主催するベーシックインストラクター(BI)更新時講習が開かれました。それは、同校の藤田理事長から開催場所の手配を依頼されたからです。

当日、市民センターに早めに行き会場設営をしていたところ、元気のいい男性と奥さんが早々にお見えになりました。そのご主人が、熊ちゃんに名刺を差し出してくれました。その名刺には、深川市議会議員と書かれておりました。「家内がBIなものですから、アッシー君で連れてきました」とお話をされました。

講習会を無事終えた午後3時ごろ、熊ちゃんは、事務所のほうへ歩いていくと、その方は、ロビーの椅子でお休みになっておりました。

すぐさま、熊ちゃんに「この日本画本物だ」と大きな声で叫ばれました。新田志津男画伯から寄贈された「浄韻」60号の牡丹を題材にした日本画のことです。アラー、この方見る目があるなと思い、いろいろなお話をさせていただきました。お話をしているうちに深川市の元職員であったことが分かりました。名刺の裏には1級建築士と記されておりますから、建設関係を担当されていたものと思います。

「栗沢町役場の建築課で知っている人がいたなあ。何たっけ」「Sさんでないですか」「おうそうそう、Sだ。もう一人いたな」「Nさんでないですか」「そうそう、Nだ」との会話が交わされました。その話し方が豪快で、さすが議員の先生という感じでした。

そのうちに、絵の額が岩見沢市で対応してもらえず協賛金をお願いしてやっと掲げることができた。「その音頭を取ったのは、指定管理者か」「そうならず、新市民センターに日本画を掲げる会なるものを立ち上げてこのように掲げることができた」。「そりゃー、指定管理者の仕事だ。それにしても100万円もかからないと思うのに天下の岩見沢市としては、・・・・・」等々の会話を交わしました。

そこで話を戻しますと、告示されたとき「あれ」と思ったのは、3人立候補されているお一人が、どこかで聞いたことのある名前だな と思いました。もしかしてあの時のと思い名刺を調べたところ前段記した市議会議員のSさんだったのです。

残念ながら落選されたようです。新聞では72歳と書かれておりますが、もっとお若いとお見受けしたのですが。

その奥さんから「どうでしたでしょうか」と尋ねられ、「きれいなフォームで歩かれておりましたよ」とお話しましたところ、たいそうお喜びになったのを記憶しております。

 

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