薬の飲みすぎによる副作用について(2)

東大病院が高齢の入院患者を対象にした調査で、6種類以上服用すると副作用が生じる確率が10%を超えることがが判明したという。

厚生労働省の調査では、75歳以上の4分の1が調剤薬局1か所あたり7種類以上を処方されていたとともいう。

多剤併用を防ぐ取り組みについては、すでに始まっていることにつつきましては先に触れましたが、ある北九州の薬剤師や医師が「高齢者薬物療法研究会」を立ち上げ、減薬方法を探っているとのことだ。大腿骨骨折で入院してきた80歳代の男性について、重複処方されていた痛み止めやコレステロール低下薬を減らし、17種類の薬を10種類に減らしたそうだ。

そういったことにメスを入れないと医療費が膨大になり、日本の国が大変なことになってしまうかもしれない。

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