国宝鳥獣戯画展

熊ちゃんは昨日、サンデーノルディックウォーキングを途中で切り上げ、北海道立近代美術館で開かれている「国宝鳥獣戯画 京都高山寺展」を見に出かけました。

0時30分ごろ着いたのですが、何と120分待ちで整理券が出されておりました。7月9日から始まっていたのですが、平日に来れなくて日曜日になってしまいましたが、全くドジだと思いました。鳥獣戯画甲巻の前半は15日までであったので昨日にどうしても行かなければと思い出掛けましたがまさかこんなに込んでいるとは。

もうしょうがないと思い待つことに。整理番号709番。案内は340番までと表示されておりました。

130分ほどで、展示会場に入ることができました。中に入っても長蛇の列。甲巻は11㍍。たては50㌢ほどでしょうか?それがドーンと壁に展示されております。普通国宝と言えば、ガラスのケースに入って厳重に管理されているはずですが、そんな様子ではなく、手で触れることができるような位置に展示されております。900年も前の作品がこんなことで大丈夫かなと思いきや、何と複製と書いてあるではないですか。複製を見るのにこんなにたくさんの人が長蛇の列を作り見に来ているのかと、がっかりしたのですが、ところがその奥に入っていくと、本物の鳥獣戯画 甲巻が展示されておりました。

900年も前の紙質、墨だけで描かれております。紙質の素晴らしいこと。どのようにして今日まで保管してきたのでしょうか?まさしく感動ものです。

高山寺(こうさんじ)は、京都駅からバスで1時間ほどのところにあります。一度は行って見たいと思っていたのですが・・・。高山寺には明恵上人(1173~1232)にまつわる文化財が12,000点も保管されているそうで、その一部ですが札幌の地で見ることができたのは幸せなことだと思います。今回9月1日までの期間中に国宝を見ることができるは7点だと思います。重要文化財を含め、開催期間中は119点がされるようです。

甲巻、乙巻、丙丁巻の3期にわかれ、それに前半後半がありますので、すべてを見るには6回行かなければならないことになります。全部を見に行くことはできませんが、あと1回乙巻を見に行ってきたいと思います。

国宝大好き人間の熊ちゃん。3年連続札幌で国宝を拝見することができました。まあ、ただ国宝を見ただけで喜んでいるだけのものですが。

 

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