昨日の北海道新聞の夕刊8面に、「ボール運びロボさっそう」と言う記事が配信されております。オリンピックで自走のロボットが、”スタッフとして働いており、ラグビーでは試合前にボールをフィールドに運んでいる” と言う内容の記事です。
実は、10周年記念誌をお届けしてから3人の方から「なんて読むのですか」と電話で問い合わせをいただきました。「颯爽と」とのタイトルにしたのですが、まずかったかなあと思っておりました。会長の挨拶文の中でも「大自然の中を颯爽と」と書き込んでおります。
昨日の夕刊では、本文の中でも漢字ではなくひらがなで表記されております。漢字ではなくひらがな表示または別のタイトルが良かったのかと悩みます。
最近はパソコンで文章を作成しますから、変換をすると見たこともない漢字に変換されることがあります。もちろん正しいのですが。例えば、「顰蹙」は「ひんしゅく」と読みますが、仮に読めたとしても、正しく書くことはほとんど無理かと思います。難しい漢字ですが正しいのです。ですから最近の文章の中で難しい漢字が見受けられることが往々にしてあります。昔は、新聞は小学校6年生が読解できる内容と言われておりましたが、最近では中学校3年生程度となるのでしょうか?それにしても、「颯爽」は「さっそう」との表記が良かったのか、はたまた、別なタイトルが良かったのでしょうか。
「颯爽」は、~動作などがきっりとしていてすがすがしい、爽やかなさま~ と言う意味で、「颯爽と現れる」、「颯爽と歩く」、「颯爽とした姿」と言うような使い方がされます。
記念誌につきましては、いづれ総括させていただきたいと思っております。