もう一人の恩人 2

その後、S主査は平成28年4月1日付で八雲の保健所に異動となりました。

実はこの時、ご主人を連れて八雲に赴任されました。と、言うのはご主人はご自分で自分の身をどうすることもできない寝たきりの状態になっておりました。大変なご苦労をされていたと思います。

八雲に行っても、盆と暮れには、ノルディックの活動の様子や近況をメールしており、返信もしてくれておりました。

ところが、2018年12月25日のメールを最後にこちらからメールを入れても返事が来なくなりました。

最後の返信メールの内容を要約しますと、

「八雲では3年目に入り、人も変わり、慣れたようで慣れない日々です。周りから学ばさせていただいております。最近の気づき中で、頑張っている人にもっと頑張れではなく、「努力」という言葉を使うようにしております。何事も努力ですね。」~全文ではなく要約しております。

このメールをもらってから、こちらから送るのですが、返信が来なくなりました。かなり心配しておりました。おそらくの想像ですが、昼休みにアパートに戻り、ご主人に食事を与えたり介護をされていたのかもしれません。札幌の病院への通院や岩見沢にご自宅をお持ちですから、帰省するときなど高速を走らず下を走っていますともメールをいただいておりました。もしかしたら「努力」は、自分に言い聞かせているのではないかと思っておりました。

この7月熊ちゃんおスマホがだめになり新しくしました。LINEを使われている方に全員に送信されたものと思います。ところがあのメール返信のなかったSさんから、「あなたの知り合いかも」とメールが入っており、びっくりして、さっそく長い返信のメールを送信しました。ところが、既読の表示がされません。表示されたのはちょうど20日後でした。だけどいまだに返信がありません。LINEで送った内容の中には、10周年が経って、記念誌も作りました。一部お送りしたいと思いますが、岩見沢に送ればよろしいか八雲でしょうか?とも書かせていただきました。

そうこうしているうちに、8月13日北海道新聞の岩見沢市のお悔やみの欄に、Sさんが喪主となって葬儀が終了いる記事が載っており、びっくりしました。お亡くなりになったの61歳ですからご主人でしょう(喪主は妻となっておりますので勿論ご主人です)。こうしたお取込みであったことから、LINEの返事がなかったものと思っております。

まことにご愁傷さまです。心から哀悼の意を表したいと思います。

10周年記念写真集は、岩見沢のご自宅に年内にはお送りしたいと思っております。

こうした方々のお世話をいただき同好会の今日があります。

 

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