もしかして

     

昨日の北海道新聞朝刊の「くらし」面。「杣田美野里の花と語れば」と言う記事が掲載されております。

この記事は、今年の3月から日曜日に連載されているもので、筆者は1955年東京の八王子市生まれ、1992年に礼文島に移住し、植物を中心とした自然写真家で礼文の高山植物を題材にした写真とエッセーを発表している方です。

何がノルディックと関係あるの と言うことになりますが、それが大いに関係ありです。

実は、平成29年から30年にかけて大変お世話になりました北海道新聞社岩見沢総局の女性の新聞記者、M.Y記者のお母さんではないかと思っております。

M.Y記者には、同好会の取材をしていただき、記事として多くの配信をいただきました。会員の皆さんの知るところでは、10周年記念写真集の35ページ、「29年度」の「岩見沢発まち人」(K会長)の記事を書いてくれた方です。

Mさんは礼文島出身で北海道大学出身。熊ちゃんは、いつも「Mさんは礼文の星だね」と話していた方です。

30年7月の人事異動で、本社編集本部に異動となりました。その時「1年早いのですが、親の病気療養のため異動する」との話は承っておりました。

このほど、キャンサーギフトと言う本を手に入れました。この筆者が、昨日道新に掲載された杣田美野里さんです。その本読んでいると、巻末に協力としてM.Yさんの名前が載っているではありませんか。えっ!どういうこと思い、よく読んでみると、この方のペンネームでないかとの想像に至りました。ご主人の名字がMさんと言うことが記されており、道新の記者M.Yさんのお母さんでないかと思ったところです。

キャンサーギフトとは、「がんを経験したから得られるもの」と言う意味だそうで、がんになったからこそ見つけた輝きと言うことなのでしょう。今年主治医から余命宣言を受け、「仕事が生きがい」と本を作ることを決意。写真57点。エッセー18点を本にまとめたとのことのようです。

最初はもしかしてだったのですが、これは間違いないとの確信に変わってきております(M.Yさんが生後3か月の時に、礼文に来られたようです。「それでは礼文の冬は越せないと言われた」とも記されております)。

花の写真集でとてもきれいな写真とエッセー、身近な短文が掲載されております。それは短歌であると後で気が付きました。

5年前に肺ががんを患われたようです。

昨日の道新には健康がすぐれないため、連載を終える旨が書かれておりました。ご自愛をいただきご健勝でありますことをお祈りしたいと思います。

M.Y記者とは、メールもつながりますし、LINEもつながります。30年7月に頂戴した礼状には、札幌の住所もわかります。どうやって連絡しようかなと思っております。