今日の北海道新聞朝刊1面のトップ記事は衝撃的でした。
見出しは、「遠軽・白滝の石器類国宝に」と言うタイトルで、サブタイトルは、「旧石器時代の黒曜石」「道内2件目国宝で最古指定へ」の見出しが躍ります。
国宝大好き人間の熊ちゃんにとっては、びっくりなんていうもんじゃない、大変な驚きです。道内で最初に国宝になったのは、道南で発見された中空土偶です。もちろん熊ちゃんは見ています。
今回の何といってもすごいのは、後期旧石器時代つまり約3万年前から1万5千年前の白滝遺跡群から出土したものと言うことです。まず年数がとてつもなく古い。この間の国宝法隆寺展で拝見した国宝の中で古いものでも今から1600年前程度のものです。それが3万年前と言いますからとてつもない気の遠くなる話です。しかも石器が国宝と言うのですから、何とも言葉になりません。国の文化審議会が国宝に指定するよう文部科学大臣に答申した言いますから、来春間違いなく国宝に指定されることでしょう。
新聞を拝見すると、その時代から樺太や千歳市、道南今金町や山形県と交流があったと言いますから驚きです。35,000年間に北海道に人間が住んでいたの?
元気なうちに拝見したいと思い、是非とも見に行ってきたいと思います。
それにしても驚いた。この続きは続報で。ノルディックや健康に関したことでなく恐縮です。