このタイトルは、11月25日北海道新聞朝刊「読者の声」に投稿された北見市在住、58歳非常勤講師の方が投稿した見出しです。
「遠軽町にある後期旧石器時代(約3万年前~1万5千年前)の白滝遺跡群から出土した石器類が国宝になるという。かつて授業で教材に取り入れたことのある私としてはとてもうれしいことだ」
「文化財の意義や価値を人に伝えるのは少々骨が折れる。往々にして『国宝だから高い価値がある』と本末転倒な認識が生まれてしまうのだ。文化財の価値をまずじっくり味わってこそ『国宝』を超えてた文化的価値に気づくだろう」
「初の旧石器時代の国宝誕生で、北海道から日本人の歴史的認識にレボリューションが起こるよう期待したい」
との投稿内容です。
国宝好きの熊ちゃんは、国宝見ただけで「見た、見た」と喜んでいたが何ともお粗末な話だということになる。国宝は「日本の国の宝だから、それは、とんでもない価値があるもの」と思っておりました。本末転倒と言うことになります。
この記事を拝読して、何とも頭をハンマーで殴られたような気がします。
レボリューションとは、「改革」と言う意味ですが、ここでは「変革」と言う風に読んだほうがよろしいかもしれません。
それにしても素晴らしい投稿だと思います。